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パナソニック、100周年の歩み07
1977-2011 映像家電


日本メーカーの十八番。映像家電です。
今は、そっけないですが、ビデオ規格ではVHS(JVC、パナソニック連合)対β(ソニー)、ムービーではVHS-C 対 Hi8(ソニー)、テレビでは、プラズマ対液晶(シャープ)と、激烈な争いを繰り返して来た分野です。

1981 ショルダータイプ カラービデオカメラ
メディアはVHS。業務用のように、肩に担いで使います。


1982 VHS6時間ポータブルVTR 「アクションマックロード」
ビデオを持っていると自慢できる時代。ポータブルニーズもありました。


1990 S-VHSコンパクトムービー「ブレンビー」
ソニーのパスポートサイズとガチバトルを繰り広げたブレンビー。「手ぶれ補正」が大人気。
メディアはS-VHS-Cで標準で最大30分。解像度ではHI-8に負けますが、
カラーがキレイ。とても使いやすいムービーでした。


2003 SDマルチカメラ「D-snap」
ワイシャツのポケットにも入る、縦型ムービー。


1978 VHS式ポータブルビデオ


1977 VHSホームビデオ「マックロード」1号機。
ビデオカセットの取り出しは、上面から。
しかも、ダイヤル式のチャンネルで放送選択。
使いやすさよりも、最新技術を世に問う時代でした。


1994 ハイビジョンビデオ
高解像度は業界の彼岸でもありました。この時期に、ハイビジョンですよ!
PCがビジネスに本格導入される前です。


2004 BD/DVDレコーダー
10年後には、ディスク。しかもBlu-ray。恐るべき技術革新の速さ。


1980 音声多重内蔵カラーテレビ「魁」
この時期、高級テレビは家具調でした。
スピーカーもそれなりのサイズのものが使われていました。


1985 αチューブカラーモニター
当時カラーモニターといえば、ソニーが強かった。
このころはキューブデザインが流行りました。


1990 ビデオ一体型カラーテレビ「2-SHOT」
レンタルビデオ屋が完全に生活に浸透した時代。


1973 5型ポータブル白黒テレビ「レンジャー」
デザインのノリが短波ラジオ。時代を感じさせます。


1997 デジタルハイビジョン プラズマテレビ42型
「プラズマビュー」
当時のプラズマテレビの発熱量はすごく、冬でも暖房要らずでした。


説明札が見当たりませんでした。


この短期に、よくもこれだけ目まぐるしく変わったものです。

 
■関連記事01 1918-1940 家電黎明期。
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03 1955-2003 音響家電。
04 1961-1980 ジュニア家電
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06 1970-2004 家事分担・女性の社会進出応援家電
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2018年11月17日

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