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シェア・サイクル、ダイチャリの改良新型レンタルサイクルが、やばいほど、すごい!


シェア・サイクル。だんだん生活に馴染んできていますね。
私も、お台場のビッグサイトで取材があるときなど、よく利用します。飛ばしまくると30分以内、まぁ事故るといやなのでだいたい40分ほどかけて移動します。
このシェア・サイクル、長らく同じモデルで運営されていましたが、この度、シナネンモビリティPLUS社が、運営する「ダイチャリ」に新しいモデルが入ることになりました。ちょっとすごいので、レポートします。
 

●ダイチャリ(シェア・サイクル)で使われる新型の電動自転車。
スマートと実用がうまく噛み合っているモデル。


 
■朝、争奪戦になるシェア・サイクル
私ん家から一番近いステーションは、300m先のセブンイレブン。貸し出し可能台数は15台。ちょっとした数です。ところがこれが、朝、9時まで、これが全く借りられない状態。近くのマンションの主婦が子どもの送り迎えに一斉に使うのですね。東京の場合、マンションの自転車置き場も限りがあります。そんな時、シェア・サイクルは重宝されるのですね。持っているスマホで簡単予約して送り迎えをするわけです。

 
■バッテリー残量が不足気味のモノしか残っていないことも
その超混雑時間を避け、10時から始まる発表会に行こうとした時のことです。「えっ」と思いました。フル充電されたモデルがないのです。電動自転車は、フル充電での30km〜50kmですが、半分だと、15〜25km。距離はだいたい10km。あんまり余裕はないが、まぁいいだろうと踏んで出発したわけです。

結果は、あと2kmのところでバッテリー切れ。まぁ、お台場は平地ですので、あまり大きな負荷なくたどり着きました。

 
シェア・サイクルの最大の問題は、常に万全の体制ではないことなのです。
一台一台念入りにチェックされ、常に満タンのガソリンと共に貸し出されるレンタカーとは違うわけです。

 
 
■新型モデル 3つの特徴
●26インチの大きなタイヤ

タイヤ:26インチ。


小径タイヤを付けたモデルを「ミニサイクル」と言いますが、割と多くの人が乗っています。その理由の一つに、こぎ出しが軽いことが挙げられます。大径だと、1回転あたり走る距離は長いのですが、その分、力がいる場合が多いです。

これは人力でアシストがない時。アシストがある場合は、タイヤ径が大きい方が早く進みます。しかし、あまりにも大きすぎるとコントロールできなくなります。容易にコントロールできる中で、一番大きなタイヤ径は26インチ。これが採用されています。

 
●高さを変えやすいシートポスト

●大きいが洗練されている。


シェア・サイクルを使うときにすることは、乗りやす様にサドルの高さ調整をします。しかし、これが結構曲者。目一杯力を入れても、うまく回らないこともありますし、乗っている内に高さが変わることもあります。本当に使いにくい。せめて力を入れやすい、留め具にしてくれないかなぁと言うのが本音です。

新モデルの留め具は実によくできています。力を入れなくてもすっと留められます。これ、普通の自転車にも欲しいです。しかし、シートの高さ調整は、自転車が誕生してからずっと行われてきたこと。よもや、21世紀になって、初めてのモノが見られると予想などしていませんでした。

 

●動きは、驚くほど、軽かった。力要らず。


 
■100km走れるバッテリー

説明を聞いてすごいと思ったのは、バッテリーです。長時間持つバッテリーは人類の必需品。膨大な開発費をかけて、いろいろなメーカーが対応しています。で、航続距離が2倍の100km。これなら、半分消費したシェア・サイクルを借りても50km走れます。

●パイプと一体化したバッテリー。
持ち逃げしにくい形状。


「シン・ゴジラ」ではありませんが、東京は意外と狭いですからね、容易に脱出できます。

 
■全部置き換えて欲しい!
はっきり言って、今回のはできがいいです。
できれば、全シェア・サイクルをこれに切り替えて欲しいほどです。

個人的には、このモデルに超期待しています。

 

●広めのハンドルは、力を入れずに操ることができる。


 
より詳しい情報は、以下のURLでご確認ください。
https://www.sinanen-mplus.com
 
 


 
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2022年9月3日

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