新製品

IFA 2015 26
庭の水やりもお任せあれ!@やはりケルヒャーは水ものに強い


独ケルヒャーは、海外では高圧洗浄機の知名度No.1。
「ケルヒャーする。」という言葉がある位です。
が、ケルヒャーはそこに留まっていません。どんどんスパンを拡げています。
例えば庭の草木にも。
日本は借景も含め、なるべく自然を生活に入れ込もうとしますが、海外も同じです。

例えば庭。
日本は土ですよね。
そして、海外は芝生。

私などは、大きな樹がある方がとは思うのですが、まぁ西洋は基本的に芝生です。
大陸の牧草地帯の名残なのかもしれません。

芝草は、日本種、西洋種がありますが、この西洋種というのは、西洋というにも関わらず、かなりひ弱です。(名誉のために言っておきますと、踏圧には強いです。)

水は毎日、刈り込みもしなければならないですし、その上、病弱ですので日本のように高温多湿、つまりもともとあったエリアと違う気候だと、農薬の散布もしなければなりません。
日本種でイイじゃないかというと、ゴルフなどはタッチの問題でそうは行かないようです。

 
まぁ兎に角、毎日水やりをするのが、芝の基本だそうです。
ところが、その時間に必ず家にいるわけではありませんし、長期の旅行(バカンス)もあります。

で、作られたのがこれ。
考えて見れば、水回りに詳しく、電気で制御している家電を幾つも作っているわけですので、これを発売しても可笑しくはないわけです。

DSCF6699

システム全体像。蛇口の所にコントローラーが付く。


DSCF6698

コントローラー拡大。


DSCF6705

小さいながらもスプリンクラー。


で、感心したのは、水をまく場所の状態を確かめるセンサーが付いていることです。
これイイですよね。
過剰に水をまくと、根腐れする植物もありますから。

DSCF6702

土の状況をWi-Fiで知らせるセンサー。


そして、スマホコントロールも可です。

DSCF6700

ホームベース。


庭の状態が手に取るように分かるのは素敵だと思いませんか。

で、もう一つのおまけは水のコントロールが自在。
スプリンクラーからだけでなく、ホースからほんの少しずつ出すことも可能です。

DSCF6703

いろいろな状況を想定したことが分かる。繊細で強い雨あしに耐えられない植物もある。


DSCF6706

水が悪い場合も考慮して、フィルター付き。


かなり、ぬかりないシステムと言えると思います。

 
日本への導入は未定とのことですが、あると助かるシステムであることには間違えないと思います。

 
■関連記事
新製品「IFA 2015 11 窓ガラスクリーナーの別用途@ケルヒャー・ブース
新製品「IFA 2015 24 この改良が好き!@ケルヒャー スチームクリーナー SC4

2015年9月29日

タグ: , , ,