レポート

パナソニック、ハイブリッド電源型掃除機
MC-HS700G


今、掃除機の売り場は百花繚乱。本当に自分が欲しいものを探すのが大変です。
しかし、これは「キレイに掃除をする」のと、「楽に掃除ができる」を追求した結果でもあります。
現在すごく人気があるのは、スティック型です。
何故、スティック型は多くの人を魅了するのでしょうか?

まずスタイルの良さだと思います。

海外製のスティック型は、個性豊かで、しかもキレイ。
今にコレクターも出てくるのではと思える程です。

また使うのもスゴく楽。
ゴミを見つけると、部屋の隅に立てかけてあるスティック型を取り、スィッチ・オン。
あっと言う間に終了です。

今の主婦には、ズボラめしと言う簡単で美味しいというご飯があるそうですが、スティック型はそんな掃除機です。

ではよいスティック型が出てきたのは何故でしょうか?
それは小型軽量、高効率のモーターとバッテリーです。

しかし昔は能力が不十分、二台目の掃除機と言われました。

現在、そんなことはありません。
2014年モデルは、みなパワフル! 1台目の掃除機としても使えます。

 
■では、キャニスター型はどう進化するのか?
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ハイブリッド電源型掃除機
パナソニック MC-HS700G
正当な進化を継げたキャニスター型掃除機

ではキャニスター型は、どう進化すべきでしょうか?
スティック型を、どこでもすぐに行ける軽飛行機だとすると、キャニスター型は戦艦と言うべきでしょうね。
コンセントからエネルギーは常に供給、本体には車輪が付いているので大型モーターでもOK。
ダストボックスも大きいですので、毎回ゴミに触ることもない。
しかも、ホースに付けるアタッチメントも豊富なので、ほとんどの所を掃除することができます。

では、キャニスター型がパーフェクトかと言うとそうではありません。
そうではないので、スティック型が生まれたのですから・・・。

具体的に言うと、
大きく、重い。
コンセントにケーブルがつなげられない場所では、活動もできません。
またデザインも掃除機そのものですので、納戸、押し入れなどにしまい必要があります。

 
キャニスター型の持っていないモノを、スティック型は持っていますし、また逆も真です。
進化したスティック型に追いつくには、欠点を打破する必要があります。

そんな中、今回は、バッテリーを搭載したパナソニックのキャニスター型掃除機、MC-HS700Gをレポートします。

 
■カッコイイデザイン!?
main01_g箱から出てきたのは、メタリックシルバーのボディを持つ本体。
2つの大きな車輪は、古代ローマ帝国を支えた戦車を思わせる迫力と気品があります。

特に横からのビューは絶品。
2013年のグッドデザイン賞に選ばれたのも、うなずけます。

ただ使ってみて思ったのは、横幅が少々大きいかと言う感じでした。
キャニスター型は本体に車輪が付いているので、大きさを気にしないでも良いと言えば、その通りなのですが、余りにも大きいとあちこちにぶつかります。
いろいろな所を掃除している時、何度かぶつかることがありました。
もう少し幅が狭いと嬉しいです。

 
■キャニスター型掃除機版「Let’s It Go」
MC-HS700Gの最大の特徴は、コードレスでも使えると言うところです。

これは誰でも考えることですが、スティック型が使い勝手を考え、バッテリー内蔵を標準型としたのとはちょっと異なります。

キャニスター型に求められる性能。
それはパワーで、確実性です。
そのための大型モーターと、コンセントからの電力供給です。
つまりバッテリー駆動時でも、コンセントからの電力供給時と変わらない吸引力が重要です。
そうでなければ、キャニスター型でなくても良いのですから。

 
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MC-HS700Gのバッテリーを
充電器に置いたところ。
緑色の部分が取手。

まずは、バッテリーをフル充電、試してみましょう。
ちなみに、MC-HS700Gは、バッテリーを取り外して充電します。
スティック型の多くが室内隅にベースを置きに、充電するのとは違います。
やはりキャニスター型は大きいですので、どうしても納戸とか、押し入れが常の住まいです。

納戸はともかく、押し入れにコンセントがあるのは見たことがありません。

バッテリーが取り出せると、この部分の自由度がグンと拡がるので楽です。
本体は押し入れに仕舞っておきながら、充電が可能ですから。
ちなみに充電は5時間。強モードで約15分、自動モードで約20分です。

 
で、始動。
正直、バッテリーとコンセント電源での差は全く感じられません。
むしろ今までコード長の関係で連続掃除できなかった所が、連続掃除できるのが嬉しいです。

今まで、何度もコンセントに付けて掃除、外して移動、また付けて掃除、また外して移動。またまたコンセントに付けて・・・
を繰り返していたのが、嘘のよう。
コンセントエリア毎という使いにくさが全くありません。

「楽」「早」その上「とてもキレイになる」。
今まで時間を無駄にしていたのが、実感として分かります。
また、こんな時のキャニスター型の頼もしいこと。
「どんと、来い」と言う感じです。

通常の部屋だけではありません。
階段、トイレ、廊下など、移動するのが面倒臭い所にも、楽々進めます。

「掃除って、こんなにガンガンはかどるモノなんだ!。」
「すげ〜気持ちイイ。」
アナと雪の女王で言う「Let’s It Go」の気分ですかね。
コードという束縛から逃れ、キャニスター型のポテンシャルを縦横無尽に発揮できるのですから・・・。

コードがあると、コンセントをつないで、外しての度に「終わり」と思ってしまうが、実際は掃除機を掛けてないエリアが有る。このため「掃除って切りがない・・・」。
で「掃除って嫌い」となるのかも知れませんね。

 
ちなみにバッテリーは、緊急時USBで他の機器に充電することもできます。
ここの気配りも「いいね」です。

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今回取り上げた3つの特徴。
左)コードレス、右上)ハウスダストセンサー、LEDライト


 
■ヘッドのLEDはとても便利
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黄色四角が、LEDライト。
黄色矢印は、ヘッドの吸い込み口。
随所に工夫が見られる。

さて家の中でも、やや暗めの所があります。
カーテンに隠れた隅、ベットの下などです。
人間の目は素晴らしい柔軟性に富んでいますので、そんな所でもゴミ、ホコリを見逃さない・・・、わけではありません。
特に年をとると大変です。

そんな時の大サポートは灯りです。
やや暗いところでもモノを探す時は、懐中電灯を使います。
それを受けているのでしょう。
最近の掃除機はヘッドにLEDを持つものがあります。

MC-HS700Gも、その1つ。
と言うより、MC-HS700Gは持たねばならない機種だと思います。

一気呵成の掃除が、MC-HS700Gの魅力ですからね。
吸い残しなく、ガンガン吸引には、必要な仕様です。

 
■ハウスダスト発見センサー
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手元コンソールの
ハウスダストセンサー

MC-HS700Gには、20μmの大きさのゴミまで見つける赤外線センサーが付いています。
床を掃除する時にも何度か点灯するのですが、個人的にはあまり気にしないでも良いと思います。

しかし要所要所では非常に便利です。

例えば、布団掃除。
特に頭の周りにダニの死骸、フンなどあると喘息の発作が起きたりするのですが、これがあるとなくなったのが分かります。

これは嬉しい。

喘息は心理的要因でも発作が起きます。
夜寝る前に、起きるかもしれないと思うと、アレルゲンがなくても発作が起きる場合があります。
小さい子は、本当にそうです。

MC-HS700Gで十分に掃除してやり、「ハウスダストセンサーが付かないので安心して寝てね。」というのは有りですね。

子供の不安も吸い取ってしまいましょう!

 
■気になった点
一番気になったのは、ヘッドへの髪の毛の絡まり。
ヘッドは、その性質上小さなクルマが内蔵されているのだが、形状として髪の毛が絡みやすいように感じました。
またあて材もホコリが付きやすい。
保管中の掃除機は清潔が問われるので、ヘッドもキレイにできる様にして欲しいです。

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左)掃除中にポールを本体に引っかけられる。「いいね。」の機能です。
中)ヘッド裏の小さな車輪。 左矢)あて布にはホコリ、右矢)隙間に髪の毛
右)子ノズルを壁に当てたところ。押し当てないと、上手く吸い込みません。


 
もう一つは、ヘッドを外し、子ノズル先端が固定できないこと。
手の届く範囲は困らないが、壁、エアコンの上、カーテンの上など高い所を掃除する時は困りました。
当てるのではなく、押し当てなければなりませんので。
また使いこなしのコツもあると思いますので、できれば、いろいろ書いてもらえると嬉しいですね。

 
■総評
使い勝手がイイというより、掃除の手順とイメージを変えてくれる掃除機です。
やはりバッテリー駆動は、それだけ魅力的!
また、布団掃除に使えるハウスダストセンサーもうれしい。

売価はやや高めであるが、買うだけの価値は十分な一品です。

 
商品のより詳しい情報は、パナソニックのホームページにてご確認ください。
http://panasonic.jp
 

2014年6月2日

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