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アイリスオーヤマ、奈良県田原本町と「災害時における物資等の供給支援に関する協定」を締結。


アイリスオーヤマ(株)が、8月18日、奈良県田原本町と「災害時における物資等の供給支援に関する協定」(以下、協定)を締結いたしました。

右から)田原本町長 森 章浩 氏、
アイリスオーヤマ BtoB事業グループ LED西日本支店 西谷 龍 氏


 
協定は、大規模な地震、風水害等の災害が発生した場合において、避難生活の質の改善を図ることが目的。これにより、災害時の町の要請に応じ、支援物資として食料品や生活必需品などの物資を供給することで支援が行われることになります。

 
■供給する物資の内容
食料品(精米 他)・生活必需品・ペット用品
(田原本町が当社に対し提出する「災害時支援要請書」に必要な品目を記載)

 
◾️田原本町長 森 氏コメント
東日本大震災での対応やコロナウィルス感染拡大に伴うマスクの逸早い国内生産など国民のみなさまの安心安全に取り組む姿に感銘を受けており、本日、協定を結ばせて頂いたことに大変感謝しております。初めての工場拠点以外の地域との防災協定ということで共に良いまちづくりができればと思います。近年は大規模な自然災害が多発しておりますが、災害時にペットを手放したり、ペットがいることを理由に避難所での生活を断念する方がいらっしゃることにもどかしさを感じておりました。 田原本町も年々ペットを飼われるご家庭が増えているため、今回の支援にペット用品が含まれることは住民の皆さんの安心を担保するものであり、行政にとっても民間企業のご支援はよりよい避難環境の確保につながります。これから共に協力し合いながら災害に強いまちづくりに努めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 
◾️筆者コメント
アイリスオーヤマの特徴の一つに、フットワークの軽さがあげられます。決断とアクションが、非常に速い。また、それはいろいろな情報が必要ですが、これもポイント高い会社です。
また、ホームセンターにあるものは、ほとんど扱っています。今、よく指摘されるペット用品もあります。食料は生鮮品はありませんが、お米は保存に長けた食品で、扱う場合も多い。
確かに、避難所にホームセンターがあれば、かなり快適になるはずです。

そして、今は実に災害が多い。7月は長梅雨の水害、8月は猛暑で熱中症、9月は多分台風被害でしょうか。日本は自然災害が多いのですが、東日本大地震以降、その頻発度は年々増しているように感じられます。加えて、コロナ禍。避難所の生活は、不便なところは我慢するのではなく、「改善」する必要があります。そうなると準備した保管品で凌ぐのではなく、トライ&エラーができるシステムが必要です。

実におおところに眼をつけたなぁという感じです。

 

 
#災害対策 #アイリスオーヤマ #生活家電.com

2020年8月19日

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