日立、大容量冷蔵庫HX、HWシリーズを発売。鮮度長持ち「まるごとチルド」を採用した冷蔵室に、「クイック冷却」が新しい魅力。

ニュース

日立、大容量冷蔵庫HX、HWシリーズを発売。
鮮度長持ち「まるごとチルド」を採用した冷蔵室に、「クイック冷却」が新しい魅力。

日立グローバルライフソリューションズ（株）（以下、日立）から、棚のどこに置いても鮮度が長持ちする「まるごとチルド」※1を採用した冷蔵室に、急いで冷やしたいときに便利な「クイック冷却」※2を新たに加え、使い勝手を向上させた大容量冷蔵庫HXシリーズ　2機種(定格内容積602L、520L)、HWシリーズ　3機種(定格内容積602L、520L、475L)が、3月12日より発売されます。
HXタイプの外装色には、クリスタルミラーと微細なパターンを施したファインシャンパンが使われています。

※1）「まるごとチルド」設定時は、消費電力量が約5%増加。出荷時は「まるごとチルド」設定。ドアポケット除く。
※2）「クイック冷却」オン設定時は、消費電力量が約8%増加。出荷時はオフ設定。運転時間は約60分間。ドアポケット除く。

■新製品の開発背景
冷蔵庫については、設置寸法や内容積に加え、食品の鮮度保持が重視されるポイントです。さらに、共働き世帯の増加などの社会背景から調理時の時短・省手間が求められています。
これに対する日立の解答が、棚のどこに置いても鮮度が長持ちする「まるごとチルド」を採用した冷蔵室に、急いで冷やしたいときに便利な「クイック冷却」です。これにより、より使いやすい冷蔵庫になっています。

大容量冷蔵庫　新HX/HWシリーズの特長
■冷蔵室の棚のどこに置いても鮮度が長持ちする「まるごとチルド」
冷蔵室には、「まるごとチルド」を引き続き採用しました。棚スペース全体をチルド温度約2℃(*1)、湿度約80%(*2)にすることで、どこに置いても鮮度が長持ち(*3)するとともに、一時保存のサラダはラップなしでも乾燥を抑えます(*4)。

■急いで冷やしたいときに便利な「クイック冷却」を冷蔵室に新採用
本製品では、冷蔵室の新機能として、冷気の風量を一定時間増やすことで、棚のどこに置いても早く冷却する「クイック冷却」を採用しました。
作りたての弁当を冷ましたり、調理中のあら熱取り(*5)に費やす時間を短縮できて便利です。

■さまざまな機能で食品をおいしく保存
冷蔵室下部には、乾燥を抑え、凍らせない約-1℃で肉や魚をおいしく保存(*6)する「特鮮氷温ルーム」を、野菜室には、野菜を眠らせるように保存し、みずみずしさが長持ち(*7)する「新鮮スリープ野菜室(下段スペース)」を、冷凍室下段には、すばやくおいしく(*8)ホームフリージングできる「デリシャス冷凍」を、引き続き採用しています。

★特長説明の注釈一覧
*1) 「約2℃」は周囲温度約32℃、冷蔵室を「まるごとチルド」設定にして庫内が安定したときの目安。
*2) 日立調べ。新モデル：R-HX60Nの冷蔵室(「まるごとチルド」設定)に、約400gの葉物サラダ(ラップなし)を、ドア開閉なしで24時間保存したときの棚スペースの平均湿度。冷蔵室の収納量や食品の種類・状態・量、冷蔵庫のドア開閉回数、運転状況によって湿度は変動する。
*3) 日立調べ。新モデル：R-HX60Nの冷蔵室(「まるごとチルド」設定)と、2018年度モデル：R-XG56J(「まるごとチルド」未搭載)の冷蔵室(「スポット冷蔵」オフ)で5日後の生菌数を比較。食品の種類・状態・量によって効果が異なる。
*4) 日立調べ。新モデル：R-HX60Nの冷蔵室(「まるごとチルド」設定・ラップなし)と、2018年度モデル：R-XG56J(「まるごとチルド」未搭載)の冷蔵室(「スポット冷蔵」オフ・ラップなし)で24時間保存後のサラダを比較。食品の種類・状態・量によって効果は異なる。
*5) 温かい食材を保存するときは、手で持てるくらいの温度(約50℃)まで冷ましてから入れて下さい。
*6) 日立調べ。新鮮な食材を新モデル：R-HX60Nの「特鮮氷温ルーム」(ラップなし)で保存した場合。食品の種類・状態・量によって効果は異なる。
*7) 日立調べ。新モデル：R-HX60N「新鮮スリープ野菜室(下段スペース)」と2013年度モデル：R-G6700D(「新鮮スリープ野菜室」未搭載)との比較。
*8) 日立調べ。新モデル：R-HX60Nの冷凍室下段(1段目)と冷凍室下段(2段目)との比較。

■型式および発売日

■筆者コメント 大型冷蔵庫に定評のある日立の最新モデル。冷蔵庫の課題は、整理整頓しやすい＝できる限りフリーレイアウトであること。開けた時、何が冷蔵庫に入っているのかが分かること。

まるごとチルドは、冷蔵室のどこでも同じ冷蔵が行えるのが、大きな魅力となっている。レイアウトの工夫により食品ロスも減らせそう。食品ロスがなくなると、節電以上の効果があると言われており、筆者としては支持したい冷蔵庫といえる。

商品のより詳しい情報は、日立グローバルライフソリューション社のホームページにてご確認ください。
https://www.hitachi-gls.co.jp