ニュース

シャープ、水なし自動調理鍋 ヘルシオ ホットクックに大容量型をラインナップ


シャープの水なし自動調理鍋『ヘルシオ ホットクック』。生活家電.comでのアクセス数でも上位に登る人気商品です。
今回、この『ヘルシオ ホットクック』の大容量:2.4L が新たに追加ラインナップされました。
筆者が、直感的に、前より全然イイと思ったその理由は・・・
IMG_5458

シャープ ホット・クック 2.4Lバージョン。
外観、サイズとも、1.6Lと変わらないが、全て新しい金型が起こされている。


まず個人的に、水なし自動調理鍋『ヘルシオ ホットクック』の印象を申しますと、「容量の割りに大過ぎ」と言うのが印象です。

鍋は、よく三段階に分けられます。
15cm前後の小型鍋、20cm前後の中型、そして25cm以上の大型です。

そしてホットクックは、1.6l(小型~中型鍋の容量)で、外寸:36.4×28.0×24.0cm。(幅×奥行×高さ。以下同様)
正直、かなり大きい。
幅を見ると、20cm鍋の1.8倍。
シャープのヘルシオ炊飯器が、26.8×34.7×23.0cmなので、炊飯器がもう一台あるとも言えます。

まぁ、家電はこれにいろいろなモノが付随しますので、大型になるのですが・・・。

「便利!」「素敵!」とか、言う前にサイズで唸ったわけです。

DSCF9376

左)内鍋:2.4L版、右)内鍋:1.6L版


 
■容量:2.4Lの意味
さて、今回、容量が増えました。
2.4L。
鍋サイズだと、25cmオーバーと言うところでしょうか。

こちらはかなりバランスがイイです。
先ほど上げた、1.6L:36.4×28.0×24.0cmに対し、2.4L:39.5×30.5×24.0cm ですから、外寸が大きく変わらない割りに、容量は、1.5倍。

このサイズだと、4人分の料理、ほぼ何でもきちんと作ることができます。
かなり納得ができる感じです。

ちなみに、2.4Lのホットクックの寸法は、30Lの電子レンジ:ヘルシオの庫内有効寸法と同じです。(気付いた時に笑ってしまいました。電子レンジってこんなに大きいのですね。)

DSCF9374

左)内鍋:2.4L版、右)内鍋:1.6L版
外寸より、内鍋のサイズ違いが大きい。


日本の場合、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器が、出しっ放しの台所の3大家電。
3大家電たる所以の一つは、その大きさ。
正直大きい。

炊飯器は、5.5⇒3.5合への移行も始まっており、それなりですが、それでも日本の「主食」、お米の家電ですからね、迫力満点です。

それでなくても狭い日本の台所。
これらに続く台所家電は、収納を意識するか、出しっ放しの場合は、とにかく有効利用を意識する必要があります。

 
■2.4Lだと、際立つ美点
無水鍋、圧力鍋、ホーロー鍋。
いずれも女性に人気がある鍋ですが、使って見ると結構持てあまします。

理由は、重さ。
重いので移動させにくい、洗いにくいなどが付いてまわります。
で、結構出てくる意見が、「高い割りには・・・」。

面白いですよね。

 
ヘルシオ ホットクックは、本体の大きさだけ言うと遥かに重いです。
しかし、実際動かすのは、軽く設計されている内鍋だけですから全く違います。
つまり、本体の大きさが許容できると、メリットが際立つのです。

 
■ホットクックならではの長所
DSCF9389

ホット・クック、3つの特長。


ホットクックでの一番の長所は、予約調理が可能なことです。
この予約ですが、炊飯器のようにタイマーが付いているというわけではありません。
米と違い、肉などは常温だといたみます。
ホットクックが、予約調理を可能にしたのは、考え方を変えたからです。

できたてが一番美味い。
多くの場合、そうです。
米などは、炊きあがるべき時間から逆算して、スィッチ・オン。お米を炊きます。

同じことを、カレーを作るのでやってみましょう。
材料を入れて、スィッチ・オンされるまでの時間に、肉はいたむは、野菜はしなびるは、犬は吠えるは、猫はなくわと、大変なことになります。
インドでカレーが主食なのは、食欲増進のためもありますが、香辛料を使うことによりその殺菌作用で肉などがいたみにくくなるからです、カレーの食あたりは洒落になりません。

実は、ホットクックは、タイマーセットされると、すぐ調理に入ります。
そして材料がいたまないレベルまで調理をします。そこでストップ。
そして、予定された時間に合うように調理するわけです。

DSCF9377 これは実に便利。
朝、炊飯器とホットクックをセットして出かけると、帰って来たら暖かい食事が待っているわけですから。
置き場所が手に入れば、こんなことが自分の家でも出来るわけです。

 
本体サイズを余り変えずに、内部内鍋の容量をアップさせた今回の大容量化は、ホットクックの魅力をより多くの人に伝えることができると思います。

 
商品のより詳しい情報は、シャープのホームページにてご確認ください。
http://www.sharp.co.jp/hotcook/

2016年12月1日

タグ: , ,