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イオン放出型空気清浄機、ライトエア イオンフロー50シリーズ


ライトエアーは、スウェーデンの空気清浄機メーカーです。
特長はイオン放出型ということですね。
この技術のメリットを紐解いてみます。
■フィルター型とイオン放出型
今主流の空気清浄機は、フィルター型です。
0.3μmまで対応したHEPAフィルターに、部屋中の空気を通し有害な浮遊物を濾し取る分けです。

長所は、いろいろあります。
まず部屋が大きくても、フィルター面積とファンの能力を高めてやれば、対応可能なこと。
そして清浄化がかなりのスピードでできること。

短所は、基本フィルターの目より細かな粒子には対応できないこと。
そして、フィルターが目詰まってしまった場合、取り替えなければならないことです。

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ライトエアー 50シリーズ。イオン放出型の空気清浄機。


 
それに対し、イオン放出型の空気清浄機があります。
多くの場合、空中放電により電子を作り、酸素分子に負の帯電をさせます。マイナスイオンと言うわけです。
このマイナスイオンが浮遊物と接触。電荷を浮遊物に渡します。
その後、酸素は元の状態に戻ります。

そして本体にはプラスに帯電する部分を設けておきます。
プラスとマイナスで引き合いますので、浮遊物は本体に引かれて行くというものです。



長所は、0.3μm以下のサイズにも対応できること。
フィルターで濾せないレベルの浮遊物への対応も可能です。

IMG_2653 短所は、なかなか大量の電子を作り出すことができないこと。
そして、風ではなく、電気的な引き合いによるので、キレイにするのに時間が掛かることです。

 
■イオン放出型でも30畳に対応
ライトエアーの技術ポイントは、効率よく大量の電子を作ることができるようになった事だそうです。
最も大きなシグネチャーと呼ばれるモデルで、吹き出し口:3cmの地点で110万個/cm3、30cmの地点で61万個/cm3だそうです。

IMG_2649 これにより対応畳数を約60m2まで上げることができたそうです。
日本だと36畳ですね。
かなりの広さに対応することが分かります。

 
■まさに画に描いたような研究レポート
空気の浮遊物などは目に見えません。
でよく使われるのが第三者機関のテストデーターです。

が、今回提示されたデーターは、なんとあの「Nature」のオンライン定期刊行物「Scientific Reports」で発表された研究報告。
日本語訳のタイトルは「空気のイオン化はインフルエンザウイルスの感染力に影響を与え、空気感染を防止する」。
リンショービン大学とカロリンスカ研究所との共同研究です。

20151117 SCIENTIFIC REPORTS_001

当日配布された日本語訳のレポート


カロリンスカ研究所は医学系の単科教育研究機関としては世界で最大。ノーベル賞の生理学医学部門の選考委員会もここにありますので、知っている人もいらっしゃるかも知れません。ヨーロッパを代表する研究機関といえます。

内容は次のようなものです。
「アクティブイオナイザ(ライトエアーの空気清浄機のこと)は、浮遊インフルエンザA(パナマ99株)のモルモットへの感染を100%(実験では4匹)防止した。さらに、空気感染するカリシウイルス、ロタウイルス、及びインフルエンザウイルスを19立方メートルの部屋で40分後、最大21%の回収率で効果的に捕捉した。」

彼らはウイルス感染防止の研究の1つとして、ライトエアー社とは全く関わりなく、ライトエアーを使って見て、そう結論づけたわけです。

 
ウイルスは人間に取って「最小にして、最大の敵」ですので、研究者としてはあらゆることを考え、対応しますが、市場に適当なモノがあれば使って見るのは当たり前で、不思議ではないのですが、ライトエアー社に取っては、願ってもないレポートですね。

 
■浮遊物の危険性
人間は大気汚染を繰り返して来ました。

今、世界の大都市で、大気汚染で問題ないと言われる都市はないです。
上下水道の完備により、多摩川に鮎百万匹を復活させた東京でも例外ではありません。
理由は簡単で、地球の大気は循環しているので、大気汚染は越境汚染となりやすいのです。

せめて先進国が作り出した公害防止技術を、中国、インド等が採用してくれると多少は違うのでしょうがそうなってはいません。

 
浮遊物に関しては、大きさで影響が違うことは知られているので、PM2.5(2.5μm以下の浮遊物)という区分けがされていますが、実際の影響に関しては今なお研究途上です。

特に、PM2.5の下の区分、PM0.1(0.1μm、100nmのこと)は、そのまま肺胞から血液の中に入ってしまうサイズですので、健康上の問題としては、より厳しいとされていますが、まだ現在、明確な結論は出ていません。

多分、気づいた時は何人もの死者が出ていることでしょうね。

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サイズが小さければ小さいほど、空気中の浮遊数が多いのもポイント。


 
いずれにせよ、先祖が行ったことで、子孫は苦しむことになると思います。

 
■ライトエアーの利点
次に集塵力以外のメリットを。

1つ目はメンテナンスがすこぶる簡単なこと。
粉じんはアルミで出来た円筒形のパーツに集まります。これを水洗いすれば元に戻ります。

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表面に汚れが付いたアルミの集塵筒。(2ヶ月、室内@東京)
水洗いすると元に戻る。


次のメリットは、運転音が5dBであること。
これはファンがないからですね。

最後は、エコ&クリーン。
消費電力は、7W/hr。3.7円/日。
フィルターレスですので、消耗品はありません。

 
■ライトエアー イオンフロー50のラインナップ
現在、以下の4機種がラインナップ。ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの量販店でお求めになることができます。
デザインは正直かなりイイです。色も素敵です。空気清浄機をお求めになる時は、候補に入れて頂ければと思います。

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商品のより詳しい情報は、ライトエアのホームページにてご確認ください。
http://lightair.jp.delta-projects.com/show.php

2015年11月21日

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