思うこと

アナログ技術で、『使える』スマートウォッチを!
MARTIAN WATCH


皆さんもご承知の通り、スマートウォッチ最大の弱点は、バッテリーです。
初期のPC ノートブックと同じですね。
しかし24時間持たないのは、参りました。
それでも、Apple Watchは売れているそうですから、驚きです。
ま、24時間時計をしないという前提に立てば、まぁ使えないこともないですが・・・。

 
■そりゃ100年以上も歴史があるんだから
24時間活動量計を含む、スマートウォッチ。
腕にはめてれば、こんな便利なモノは・・・。

違いますね。
正直言うとかなり不便です。

理由は簡単。
ボタンを押さないと時間が見られないからです。

 
腕時計は、懐中時計を腕に括り付けたところから始まります。

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カルティエのサントス。
カルティエのデザインは
どのシリーズも素晴らしい

その頃の時計で一番有名なのは、カルティエのサントス。
1911年の事です。
この時計、ブラジルの大富豪で航空界の先駆者であったアルベルト・サントス・デュモンのオーダーで作られたのですが、飛行船の操縦中、大きな動作をとらずに時間を確認できるのが、その理由です。

しかし、『大きな動作をとらずに時間を確認できる』は大きなポイントです。
会議など多いですよね。
いろんな意味で、密かに時間を確認しますよね。

スマートウォッチはこれが難しい。
何たってボタンを押さないとダメでしたから。

 
次に乗り物に乗ろうとする時です。
時間ギリギリだと、それなりに時計を見ますよね。
チラ見で、急ぎますよね。

スマートウォッチはこれが難しい。
何たってボタンを押さないとダメでしたから。

 
逆にいうと、『大きな動作をとらずに時間を確認する』ために、100年も進化を続けたのですからね。
腕時計も中々大変なものです。

 
■何故ボタン押さないと時間が表示されないのか?
これはもう、バッテリー消費を抑えるためです。
とにかく、複雑な計算、通信、ディスプレイ表示は電力食いですからね。

 
■スマートウォッチに必要な機能は?
今のスマートウォッチは、基本スマートフォンと似た機能を持ちます。
また、一部のものは健康用のセンサーを付けています。

でもこんなにいろいろな機能が必要なのでしょうか?
まだ分かりませんが、答えはノーでしょうね。
吟味が足りていない内に、出したためでしょうか?

私がスマートウォッチに望むとしたら、
1)時計機能
2)電話着信お知らせ&通話者表示
3)メール着信お知らせ&タイトルもしくは最初の文章
ですね。

音楽操作は、ヘッドフォンでも可能ですし、地図とかはスマホの方が見やすいですからね。
最低これだけあれば、まずは問題ありません。

スマホ不要のスマートウォッチなると話は別ですが、今はこんな感じでしょうかね。

 
■デジタルでなくアナログでは?
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カシオ G-SHOCK AW-500(個人所有)
電池切れで液晶表示なし。
しかし針は見えている。

ここで発想を変える人が出てきます。
デジタル時計(数字表示)でなく、アナログ時計(針表示)を使ったらどうかということです。

針見えっぱなしですから、瞬時に時間が分かります。
針ですから、消えることもありません。

しかも機能を割り切ると、一行表示でもかなり対応できます。
少なくとも私が期待している機能はクリアします。

 
■MARTIAN WATCH
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MARTIAN WATCHの内、”PASSPORT”
やや古さを感じさせるデザインが好き


今年3月31日より、国内販売が始まったMARTIAN WATCHは、昔アナデジと言われた時計に類します。
アナログ文字盤の下に、一行ディスプレイという形式をとります。

ちょっと厚みがあるのですが、まぁG-SHOCKが認められているご時世ですからね。
問題ない大きさといえます。

携帯品のデザインは好き好きがありますので、デザインに関するコメントはしません。
ただ時計の質感は、素材によりますので、質感はそれなりです。

 
機能は、いろいろ持っています。
が、Apple Watchの様に、スマホの並みの機能は持っていません。
現在のスマートウォッチは、スマホが近くにあるのが前提ですので、不足がないレベルと言えます。

 
バッテリーはアナログ部とデジタル部で分けてあり、アナログ部は2年間、デジタル部は待ち受け状態で5日間持つそうです。毎日充電から開放ですから、これは楽です。

■実際に使ってみると・・・
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日本語では、横書きはゴシック体が普通。
縦書き用の明朝体だと違和感がある。

正直、実に使いやすいです。
とにかく電話とメールの着信が確実分かるのがうれしいです。

ただ横長のディスプレイに出てくる、「明朝体」の字が出てくるのには未だに馴染めませんがね。

実用一点張りと言えば、その通りですが、使えないモノに携帯ガジェットの特等席、手首を明け渡すことはできませんがね。

これを使う様になっての利点を幾つか。
●通話の取り損ねがなくなった。
●スマホのメールを見る回数が減った。
●スマホの電池切れが遅くなった。
●電池がそれなりに持つ。丸一日は確実。

通信系の伝達が、よりスムーズになったというべきでしょう。
正直、『デジタルジャンキー』を自ら名乗る私の、スマホ中毒症が、かなり緩和しました。
スマホをポケットに入れておくと、分からないことが多く、頻繁に取り出していたのですが、それがなくなりましたから。
歩きスマホもしなくなりました。(*^O^*)

 
セットは、専用アプリをAndroidの場合Google Play、iPhoneの場合Apple Storeからダウンロード。その後、接続し、各種設定はスムーズです。
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左)Apple Store内のApp.、右)App.のホーム画面


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左)設定画面、右)通知設定画面
これだけあると個人的には十分!


■中継ぎ製品を楽しむ
技術の方向性が決まっているものは多いです。
例えば、アナログからデジタルという方向性。
集積化という方向性。

当然、消費電力の問題が解決すれば、こぞってスマートウォッチはデジタル化でしょうね。

 
では、MARTIAN WATCHは意味がないのでしょうか?
それは違いますね。
それは、最低の実用性を満たしていますからね。

デザインが気に入ったら、長ーく使い続けられます。

そう言う意味でデザインを見直すと、洗練されたとは言えませんが、独特の存在感、尖り感があるのが面白いです。
3種類あるのですが、私はPASPORTが好きですね。

ちょっと厳ついですが、数年は楽しめそうな一品だと思います。

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MARTIAN WATCH三種。
左)PASSPORT、中)VICTORY、右)NOTIFIRE


 
これもありの感覚で楽しめる個性的かつ実用的なスマートウォッチだと思います。
むしろ気張っていない分だけ、スマートに楽しめるスマートウォッチです。
アナログの価値は、オール・デジタルと違う価値をもたらします。
面白いと思いませんか。

 
商品のより詳しい情報は、MARTIAN WATCHESのホームページ(ただし英文)にてご確認ください。 https://www.martianwatches.com/
 






2015年7月7日

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