3日、アンファーの新製品発表会がありました。
アンファーという名前に心当たりがない人も、「スカルプD」という名前は聞いたことがないでしょうか？
そう今回の新製品は、11世代目の「スカルプD」と、アンファーとパナソニックが開発した頭皮エステ「スカルプD　メカノバイオ」です。
アンファーは、「いつまでも美しく、健やかに生きる」というエイジングケア・ライフスタイルの実現を支援するのを企業理念にしています。


今後、日本は超高齢化社会に入ります。
その時、一つのポイントは、健康です。
高齢者全員「寝たきり」だと、とてもじゃないですが、人も国も持ちません。

二つ目のポイントは、見た目です。
「えっ」と思われる人もいるかも知れませんが、別の言い方をすると「自信がある格好」といった方がイイかも知れません。

とはいうものの、男の顔は履歴書と言われる位ですので、女性のようにシワがどうのこうのとはほとんどないですね。
むしろ、体型と髪でしょう。
体型は努力でカバーもできましょうが、思う通りにならないのが「髪」です。
坊主が似合う人もいますが、似合わない人も多くいます。

似合わない＝自分に自信が持ってなくなり、人生を棒に振る人もいます。
このため、頭髪外来、AGA（男性型脱毛症）治療というモノが存在します。
抜け毛の対応もするのですが、心のケアもします。
正直、かなり大変な医療行為になります。

ところで、AGAですが、遺伝要因が80％だという研究報告があります。
しかし、アンファーが11組のAGAを調べたところ、遺伝要因だけでなく、環境要因の割合がかなり大きなことが分かりました。
ならばということで、髪の毛の環境、頭皮を整えるシャンプーとリンスを作りました。
それがスカプルDなのです。

ちなみに、アンファーは、135万人以上のデーターをベースに、スカルプDの処方は作られています。

 
■11代目　スカルプDの3つの効果
この3つの特徴があります。
１）独自の頭皮ケア成分が70％配合
２）頭皮にケア成分を浸透させるラメラエキスパンダーを配合
３）物理生物学に基づき、物理的な刺激をより効果的に働かせる2つの成分を配合

 
■独自の頭皮ケア成分が70％配合
シャンプーは、大きく分けると、洗浄成分、頭皮ケア成分、そして水分の3つに分かれます。
もう予想が付いていると思いますが、価格は、水分、洗浄成分、頭皮ケア成分の順に高くなります。

スカルプDは、独自原料も含めた頭皮ケア成分：70%ですから、正直お値段が張ります。
350mlで、3,900円（税込）。
かなりの価格です。

話を聞いてみると、2度洗いで2ヶ月を基本にしているそうですが、実際ユーザーの使い方は3ヶ月だそうです。
1回43〜65円。
コーヒーより安いですね。
これで髪に効くなら、安いもんでしょう。

尚、頭皮ケア成分の中で、特に有力なのは、「黒豆豆乳発酵液」と朝鮮人参から抽出する「ジンセノリキッドEX」だそうです。朝鮮人参は高いですからね。

 
■頭皮にケア成分を浸透させるラメラエキスパンダー
人間は皮膚に覆われています。
その皮膚は人間を守る役目をします。
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」に分かれます。

人間を守っているのは「表皮」ですね。
守っているということは、異物は極めて入りにくいということです。
この表皮への浸透度を高めるのが、ラメラエクスパンダーです。
生化学を上手く利用した方法です。

 
■物理生物学に基づき、物理的な刺激をより効果的に働かせる2つの成分を配合
物理生物学とは、物理的刺激を与えることで組織の生化学的反応を引き起こすことです。
この生化学反応が、再生機能を高め修復するので、ヘアサイクルに関与する遺伝子の発現が変化。
毛根が復活するというわけです。

物理的刺激を与えるのは、洗髪時の指ですが、これを効率的に行うのが、後述するアンファーとパナソニックが開発した頭皮エステ「スカルプD　メカノバイオ」です。

そしてその効果を高める、「イリス根エキス」「マンダリンオレンジエキス」が入っています。

 
■頭皮エステ「スカルプD　メカノバイオ」
「頭皮エステ」は、2011年からパナソニックが販売しており、70万台以上の販売をしています。
今は、男性もエステに通う時代ですからね、ホームエステという需要は年々増える一方です。

中でも「頭皮」は、一番気になる「髪」を要ですから、念を要します。
施術師も丹念にマッサージをします。

しかし、それを自分の手で行うとなると大変です。
手を上にあげた状態ですからね。
多くの場合、30秒もすれば十分という感じでしょうかね。

ところが、実際はあまり上手くマッサージされていないのが現実です。
それはそうですよね。
学校でも教わりませんからね。

それをサポート、上手く行うのが、パナソニック「頭皮エステ」です。
しかも、今回発表品は、アンファーとの共同開発です。


 
■何がスゴいって・・・
マッサージには、叩く、揉む、さするに大別されます。
頭皮に必要なのは、「揉む」です。

このために、まず必要なのは、頭皮との密着性。
今までフラット接触だったのを、頭皮にフィットする球形カーブに変えています。
当然、密着性が上がります。
数字で表すと、従来品より25％アップです。

実際使ってみると、ブラシを頭に軽く当てただけできちんと接触しますので、はなはだ楽です。
手の負担は、25％以上軽減されたように感じます。

次のポイントはブラシの動きです。
動くブラシ数は四つ。これは、頭皮マッサージするとき、人差し指と中指がメインになるのを模しました。
動きを似せるのには、位相差を利用します。
これに130〜170回転/分の急加速・減速のリズムを加えると、かなり複雑かつ気持ちイイ動きになります。

 
最初に書いたように、頭皮マッサージは「揉み」なのですが、物理生物学的にいうと皮膚への刺激です。
アンファーは、膨大な調査データーをもっていますから、それで行ったシミュレーションで、頭皮を動かす量をシミュレーションしたそうです。

結果は、従来品の約1.5倍前後がベストと出たそうです。
マッサージは物理的な力ですので、過ぎたるは及ばざるがごとし。
個人差もありますが、ほどほどを狙うのが重要です。

で、製品は従来品の約1.4倍。
まぁ狙い通りと言えます。



実際に当てて試してみると、自分でもよく動いているのが分かります。
しかも手が疲れないので、それなりの時間可能です。
アンファーの実験データーからすると、効果を上げるためには、4分間位のブラシエステがイイのですが、これを手でしようと思ったら、やはり疲れます。
ま、こうなると買って、使うッしかないでしょ！

■雨上がり決死隊　宮迫氏のリアルコメント
製品の説明のあと、スカルプDのCMに出演している雨上がり決死隊のお二人がステージに。

まず、蛍原さんの体を張った表現から。



そして、宮迫さんは、「ボク今、前髪でいろいろなことができるようになりました。」とコメント。

そうなんですね。
相撲取りの「髷が結えなくなったら引退」という都市伝説がありますが、元気はつらつ、陽気さを売りにする芸人が、髪で悩んでいたら洒落になりません。
ハゲで、新しいイメージを作るにせよ、スゴい努力が必要です。
売れている今は、どちらかというとイメチェンを求められていませんから、髪の後退は避けたいモノです。

それを覆すかのような「ボク今、前髪でいろいろなことができるようになりました。」の言。
頭皮ケアは、髪に対してイイ方向性をもたらすのは事実でも、万人全てそれで問題がなくなるかというと、そうは行きませんから・・・。

70％ワンマンショーで押し切りました、宮迫さんのワンマンショーをご覧ください。



 

3月31日は、彼の45歳の誕生日だったそうで、会場ではスペシャル・ケーキも贈られました。

 
■販売時期他
11代目「スカルプD」は、オイリー、ドライ用の2種のシャンプー、そしてパックコンディショナーで展開。
4月10日より、3,900円（税込）で、発売されます。

「スカルプD　メカノバイオ」は、13,800円（税抜）で8月7日から販売。
アンファーストア、パナソニックストアの限定販売となります。
アンファーストアでは、5月11日より予約受け付け開始するそうです。

 
商品のより詳しい情報は、アンファーのホームページにてご確認ください。
http://www.angfa.jp/