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東日本NTT、KDDI、ソフトバンクBB、パナソニック、
経済産業省「大規模HEMS情報基盤整備事業」へ参画


経済産業省が実施する「大規模HEMS情報基盤整備事業」において、東日本電信電話(株)(以下 NTT東日本)、KDDI(株)、ソフトバンクBB(株)、パナソニック(株)の4社を幹事企業とするコンソーシアムが採択を受けました。
各社連携のもと、日本におけるHEMS(Home Energy Management System)普及促進・経済性の高いエネルギーマネジメントの実現に向けた事業推進を進めるとのことです。
事業概要は以下の通りです。

I. 事業内容 ■大規模HEMS情報基盤の構築
全国約1万4千世帯のモニターを募集モニター募集の具体的内容については、別途各事業者から公表。するとともに、モニターに対してHEMSを導入し、各家庭の電力データを一元的にクラウド管理する情報基盤のシステムを構築します。

 
■大規模HEMS情報基盤の標準化検討
各HEMS管理事業者が各家庭から収集する電力関連データを、大規模HEMS情報基盤を経由して利活用するため、APIApplication Programming Interfaceの略。本事業では、HEMSデータの流通に関わるAPIを整備します。の標準化等により、仕様の異なる複数のHEMSから円滑に情報を集約します。これにより、HEMSデータ利活用事業者の利便性を向上させ、HEMSデータ利活用サービスの開発を促進します。

また、HEMSデータ利活用事業者は、本事業のモニター向けに、単なる省エネサービスに留まらず、各モニターのニーズに応じて、見守りサービス、クーポンやポイントを利用した来店サービスなど、暮らしを便利で豊かにするサービスの提供各種サービスの利用にあたっては、モニターからの申し込みの上で提供いたします。を予定しております。

 
■プライバシーに配慮した電力利用データの利活用環境の検討
利用者の実際の声を反映したプライバシー上の対応策を検討し、消費者が安心できる電力データの利活用環境の整備を進めます。

 
II. コンソーシアム
幹事企業4社含め、企業等計20社の採択事業者により本実証事業を実施。
幹事会社は、上記4社。

以下コンソーシアムのメンバーは、
福岡県みやま市
(株)エプコ スマートエネルギーカンパニー
東京急行電鉄(株)
(株)TOKAIホールディングス
(株)グリーン発電会津
ヤフー(株)
東京瓦斯(株)
凸版印刷(株)
ONEエネルギー(株)
(株)NTTファシリティーズ
(株)エネット
(株)NTTぷらら
(株)セブン&アイ・ネットメディア
(株)大和総研ビジネス・イノベーション
(株)エヌ・ティ・ティ・ソルコ
(株)構造計画研究所

 
III. 実施期間
2014年9月~2016年3月(予定)

 
IV. スケジュール
2014年9月~2015年3月(予定) 全国約1万4千世帯のモニター募集、モニター住宅へのHEMS設置、大規模HEMS情報基盤構築
2015年4月~2016年3月(予定) HEMSデータ利活用サービス開始(順次)

 
V. 問い合わせ先
会社名 担当 TEL
東日本電信電話(株) ビジネス開発本部 第三部門 小野、内藤 03-5359-5227
KDDI(株) 技術開発本部 技術戦略部 井上 03-6678-4566
ソフトバンクBB(株) 技術第二統括 ネットワーク本部 村中 03-6889-1362
パナソニック(株) エコソリューションズ社 エナジーシステム事業部 中条 06-6900-0514

2014年9月2日

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