レポート

サイクロン式 コードレス スティッククリーナー
T-fal エアフォース コンパクト・プラス


掃除機は、今、家電の中でもまれに見る激戦区。
ゴミパック・キャニスター型、サイクロン・キャニスター型、スティック型、ロボット型、その他 と大まかな分類でも5通り。
中でも、現在注目されているのは、スティック型とロボット型。
今回はその中で、スティック型のエアフォース コンパクト・プラスを取り上げます。

 
■外観

T-falエアフォース コンパクト・プラスは、ちっちゃな箱で我が家にやってきました。
「本当に入っているの?」と想いながら箱から出すと、本体、ハンドル部、ヘッド部の3つが出てきます。
本体とハンドル部は固定ネジで取り付けます。
後は、本体をヘッド部に差し込み、組み立て完了です。

手を離すと、その場に自立。

この時の第一印象は・・・。
そうですね。
ちょっとマッチョな紅フラミンゴが、隣にいる感じでしょうか?
色が赤なので、そんな印象を持ちました。

また立ち方は「S」ですね。安定感があり、こちらも好印象です。


 
■充電開始

さて試運転の前に、充電です。
ACアダプターのプラグを、ハンドル部にあるプラグ差し込み口に入れればOKです。

よくある充電台方式ではありません。
充電台があると、楽なのにと思いましたが、使って行く内に、充電台はない方がいいなと思いました。

理由は簡単です。
掃除の度に、充電台を動かさないと充電台の周りは掃除できませんから。
充電台がないと・・・。
そこは通常の床ですから、さっさと掃除できます。
ないことがプラスに転じる面白い体験でした。

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左)ハンドル部後ろ側中央にあるプラグ挿入口(黄円内)
右)ACアダプター。色が白であるところが家電を感じさせる


フル充電は12時間掛かるそうです。
面白いのは、掃除機の中に幾ら電気が残っても、充電ランプは充電開始してから12時間しないと消えません。
残電気容量連動型ではないのです。

私は、常識的には連動型だろうと思いましたが、掃除は日に1回ですし、充電が開始されたのが分かると、後は放置したまま。
寝る時には充電ランプも切れていますので、ACアダプターを外します。

使うのは、ノーマルモードで、最大25分。ハイスピードモードで最大15分。
私の場合掃除機を使っているのは正味、10分なのでどちらのモードでも問題ありません。

 
■デルタヘッド

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デルタとは三角形の意味。


エアフォースの一番の特長は、三角形のヘッド「デルタヘッド」でしょう。
スティック型はヘッドが小さいことが多いのですが、これは形といい、サイズといい迫力満点です。

では、実際の使い勝手は・・・。
予想より軽いです。ただ一気に押して、一気に引いてという気にはならないですね。

自然、通常の掃除機より、ゆっくり掛ける感じになります。
要するにヘッドが動かせる方向が前後ですので、それを応用した形になります。
で、これがプラス方向ですね。
きちんとキレイに取れます。

壁際などは特にそうですね。
ヘッドが尖っているので、壁にぶつけるような掃除はできません。
斜め押しを繰り返すのと、壁横を舐めるように掃除します。

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左)先が尖っているので、これだとゴミがとれない
中)ヘッド横面を壁に合わせるように前後させ取ること。この状況から壁に沿っては動かせない。
右)最後に壁を舐めるようにかけて完了。


逆説的な言い方になりますが、ヘッドの形状が掃除の仕方を規定。
掃除機は、それにに合わせて設定してあるので、ゴミも良く取れる。
実に巧みです。

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ヘッドが安定しているため、本体がひねり易く、すっと下側に入る。


後、笑ったのは、床とのすきまが狭い場所、机の下などを掃除する時。
「えっ」と思えるほど、楽にヘッドが潜り込み、掃除できます。
これは笑うでしょう。何たって大きなヘッド。機動力がなさそうじゃないですか!
しかし、実際は違う!!!
周りから見ても鮮やかに潜り込んだように見えるのか、子供も同じように扱ってみては「へぇ」っと感心します。

また、ダストボックスの外し、取り付けも楽なので、ゴミ捨ては掃除の度にチョイ捨てです。
(ただしダストボックス押し下げは慣れるまで少々力が要ります。要領さえ覚えれば、チョチョイのチョイです。)

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左)本体下部のダストボックスの出っ張り(黄線枠内)を押し下げるとダストバックスが外れる、
中)ダストボックスを取り出す、右)ボックス下部のオレンジ部を押すと、下蓋が開き、ゴミが下に落ちる


 
■お手入れは簡単、10分!

「お手入れには、新聞紙と雑巾をご用意を!」
と言っても構えることはありません。
ただ、喘息でハウスダストに弱いとか言う人には、お勧めしません。誰かに頼んで下さい。ただそれは、他の掃除機をお手入れする時も同じであることは付記します。

一月、二月と使って行きますと結構汚れます。
私は月一度はメンテナンスをすることをお勧めします。

まずは、フィルター関係から。
まずは、新聞紙を用意。その上でフィルターをバラします。
結構汚れています。フィルター付きのサイクロン型ですので、フィルターが目詰まるに連れ、吸引力は落ちます。
ホコリを新聞紙の上で払い、・・・あとは水洗いです。水洗いもいれて約5分で済みます。

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左)フィルターをばらしたところ。パーツは3つ
中)1ヶ月もするとここまで汚れる、右)フィルターも同じ


 
次はヘッド部です。
ヘッド部だけ取り外します。
次にブラシ止めを外し、ブラシを外します。

注意しなければならないのは、ここでゴミが出てくることがあるということです。
実はブラシが吸い上げたゴミの大半はダスト・ボックスの方に行きますが、完全吸引させる前にスィッチを切ると、一部ヘッド内に残ります。
ドサッと出るゴミは、そのゴミが溜まったものです。
作業は常に新聞紙の上が基本です。

ブラシに絡みついた髪の毛をハサミ、カッターなどで取り、パーツは水洗い。
ヘッドは濡れ雑巾でゴミを拭き取ります。

こちらも5分位ですね。10分あればT-fal エアーフォース プラスはきれいになります!

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左)ヘッド裏側、中)ブラシ抑えを外したところ、右)ブラシを外したところ、ゴミが溜まっている時もある


1ヶ月に1度、旦那(男手)がまとめて家電のメンテをするのもイイかと思います。
男性の家事参加です。
料理がどうの、洗濯より、女性が普段しない家電のメンテを男性がするというのは一つの方法だと思います。
女性も慣れていない作業ですので男性がすると、ちょっとイイ感じが生まれます。

 
■まとめ

T-falの掃除機は、一言で言うと「リラックスした掃除機」という感じです。

「汚れたら掃除」が「キャニスター型」だとしたら、「汚れ始めたら掃除」がスティック型です。まとめ掃除ではなく、回数をこなす掃除法ですね。
とても便利です。
コードレス、スティック型の弱点は吸引力の弱さでしたが、サイクロン方式を取り入れることで、良好な時の吸引力を持続できる様になりましたので、問題もなくなりました。

でも、今、スティック型がどんどんパワフル化しています。
機動力で勝負だったのが、マッチョ化している訳ですね。
重くなったり、ゴッツくなったりしたスティック型は使い難いです。

T-falの掃除機で感心したのは、使った時のバランスの良さです。扱いがとても楽です。このためチョイがけも苦労がないですし、しっかり掛けたい時も答えてくれます。先のリラックスは、変に力んだところがないととってください。
掃除機の基本が押さえられていること、変な機能が付いていないところは、好感度大、プラス評価です。

もう1つの良いところはコストパフォーマンス。だいたい1万5千円前後です。(2013年12月)

それらを考慮しますと、「次はスティック型を」と考えている人にお勧めです。
それも、今の掃除機が使える内に買って、スティック型の掃除を試して、それが自分に合うか見ることをお勧めします。

スティック型掃除機は、これから段々主流になって行きますが、キャニスター型の方が合っている方も多く、いらっしゃいます。
このため基礎がしっかりできていて、安い掃除機でライフスタイルを確認することをお勧めします。

その後、自分は今後キャニスター型で行くんだと分かった後も、T-falの満足度は高いと思います。

次の掃除機を探している人は、是非候補の中に入れて、売り場で実際に試して下さい。
シンプル、使いやすく、リーズナブルであることを実感して頂けると思います。

 
■主な仕様
サイズ         250(W)×250(D)×1080(H)mm
重さ          約3100g
ダストボックス容積  900ml
充電時間       12時間
連続使用時間     ノーマルモード:25分、ハイスピードモード:15分

より詳しい情報は、T-falのホームページをご覧願います。
http://www.t-fal.co.jp

2013年12月12日

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