アイリスオーヤマ（株）は、世界的な新型コロナウイルスの感染症問題の長期化に伴い、マスクの入手が困難な状況が続いていることから、大連工場（中国・遼寧省）と蘇州工場（中国・江蘇省）に加え、宮城県角田工場の一部を改修、マスクの生産をおこなうことを決定しました。

アイリスオーヤマは、これまで中国の大連工場と蘇州工場の2拠点において、24時間フル稼働でマスクを生産。8千万枚／月を日本国内に供給してきました。



しかし、国内では海外生産のリスク増加により、マスクの品不足が長期化。今回、日本国内の生産設備導入により、6千万枚／月のマスクを新たに生産でき、日本国内へ1億4千万枚／月を供給できる体制を構築。これまで中国１カ国に依存していた生産体制を分散し、リードタイムを約2週間短縮できるため、安定供給の体制になります。

 
■角田工場 マスク生産概要

所在地	宮城県角田市小坂上小坂1番
設備投資金額	約10億円
生産能力	6,000万枚／月（30日稼働前提）
生産アイテム	不織布マスク（プリーツマスク、学童用マスク）
稼働時期	2020年6月

 

 
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