Ｗカップ　ベスト８をかけたベルギーとの試合、日本は１点差で敗れたものの、新たなる境地を開いたと思います。
勝って嬉しいベルギー7月7日の時点でブラジルにも勝ち、ベスト４進出。ベルギー王国大使から、侍ジャパンをリスペクトしているとのコメントも頂きました。ですが、その他にも２つ嬉しいことがあります。今回はそんなお知らせです。
■ベルギーと言えば「××」だが・・・ ベルギーと言えば、小便小僧とチョコレート。そして、2016年にユネスコの無形文化遺産に選ばれたベルギービールです。この他、フランダースの犬、名探偵ポアロなど、いろいろありますが、とにかく「ベルギービール」です。


ヨーロッパでいうと、お隣のドイツの「ビール」も、すこぶる有名ですが、その中身は全くと言って違います。それは、ドイツが1516年にバイエルン公ヴィルヘルム４世が定めた「ビール純粋法」を未だに遵守しているからです。「純粋法」というのは、「水」「酵母」「麦芽」「ポップ」しか原料は使ってはダメということで、世界最古の食品法と言われ、高い評価を受けています。しかし、今は時代が違います。しかし、ドイツ人もそれを未だに守っているわけですから、スゴいものです。

では、ベルギーはと言うと、添加物は何でもあり、そのエリアの特産物は、まず入っていると考えてください。愛媛だと蜜柑ビール、山梨だと葡萄ビール、山形だとさくらんぼビールという感じです。これ以外にビールの４つの発酵方法が使われているもの含め、ベルギービールは多種多様を極めます。そのユニークさが、ユネスコに認められたわけです。

しかし、愛媛の「蜜柑ビール」ってありそうだと思っている人は多いと思いますが、実は、今年春まで「蜜柑ビール」を名のることは許されませんでした。日本の酒税法は、ドイツの「純粋法」と同様、添加物を道眼なかったからです。このため「蜜柑ビール」は、発泡酒。発泡酒をビールとして売るのは、お役所が許さないわけです。

不遇なのは、ベルギービール。ベルギービールのカテゴリーに「フルーツビール」というのがあります。裏ラベルには「発泡酒」。店頭で「美味しいビールあります！」と書いてはならなかったわけです。それが、2018年春から「OK」となったわけです。W杯の前からベルギーは笑っていたわけです。


 
■３度目の笑いは「日比谷」で
そして、３つめの微笑みは、日比谷でされる予定です。

今年で９年目となる「ベルギービール ウィークエンド（BBW）」。毎年、各地で開催され、認知をあげています。東京は六本木ヒルズが会場です。
ところが六本木ヒルズ、イベントスペースとしてはちょっと狭いかも知れません。

というのは、この手の催しモノは、だだっ広い公園に、大テントを設けて、皆でワイワイ行うのが普通です。となると、アーバンな六本木ヒルズでは少々寂しい。ということで、今年は東京で２回、しかもそのうちの１つは日比谷公園で行われます。

緑なす公園でのビールイベント、面白そうです。


 
■ベルギービール ウィークエンド情報
●8/9（水）〜8/12（日）
日比谷公園　噴水広場

●8/29（水）〜9/2（日）
神戸　メリケンパーク

●9/19（水）〜9/24（月・祝）
六本木ヒルズ　アリーナ

●11種類に分類 ビールは、本当に多種多様。それを分かりやすく11種類に分類。
「ピルスナー」「ゴールデン・エール」「ホワイト・ビール」「レッド・ビール」「トラピスト・ビール」「セゾン・ビール」「アビィ・ビール」「IPA（アイピーエー）」「ランビックビール」「スペシャル・ビール」「フルーツ・ビール」
 
●ビールは110種類、BBW初登場は48種類

 
●コンセプトは“URBAN ESCAPE” 都会の喧騒や多忙な生活から離れて最高の週末を楽しむということ。アウトドアメーカー「snow peak」とコラボレーションした空間は優雅。
スポンサーに、エアコンで有名な「ダイキン工業」も。真夏に力強い味方です。



 
●BBW初登場のラウンジ席や、毎日先着100セット限定の飲み比べセット。
●日替わりでメニューがランダムに変わるBBW Boutique（ビービーダブリュー・ブティック）コーナー
●「SPECIAL OTHERS ACOUSTIC」を始めとした日本・ベルギー有名アーティストライブステージを実施  
●ベルギー人のBBWナビゲーターによるトークショーや、来場者からベルギーペア旅行があたるキャンペーンなど実施
 
詳しい情報は、BBWのホームページにてご確認ください。
https://belgianbeerweekend.jp/2018/ja
 
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