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電力会社切り替え検討者は約45%、切り替え選択の重視点は「料金の安さ」
クロス・マーケティングが調査


(株)クロス・マーケティングが、全国47都道府県に在住する18歳~69歳の男女を対象に「電力小売りの全面自由化に関する調査」を実施しました。
■調査背景・目的
2014年、電気事業法の改正案が成立したことにより、2016年4月より電力の小売りが全面自由化されることとなりました。 これにより、業界を問わずさまざまな企業が市場に参入し、サービスやプランを打ち出しています。開始まで数週間となった今、国民は電力小売りの全面自由化について、どのような意識を持っているのでしょうか。
そこで今回は、電力小売りの全面自由化の認知率や検討意向、切り替えの重視点について把握し、実態を明らかにすることを目的に調査を実施しました。

 
■調査結果(一部抜粋)
●電力会社切り替えの検討意向 【検討意向あり・計】(検討したい+やや検討したい)が45.1%、
【検討意向なし・計】(検討したくない+あまり検討したくない)が14.9%
となり、検討意向ありの割合の方が多い。検討意向なしの理由では「手続きが面倒だと思う」(41.6%)が最も高い結果になった。

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●電力会社切り替え選択の重視点 「料金の安さ」(75.8%)が他の項目と比べて圧倒的に多い。
「料金メニューのわかりやすさ」(47.0%)
「簡便な手続きで契約できる」(32.2%)

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●電力会社を切り替えようと思う減額割合 全体としては「10%低下」(41.2%)が最も高い。
が、切り替えの検討意向別でみると【検討したくない】と【わからない】の回答者は「20%低下」で半数弱(44.3~47.6%)が切り替えるとしている。

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■調査内容は以下の通り
□ 属性設問:性別・年齢・居住地・2015年12月の概算電気料金
□ 支払いを減らしたい商品・サービス(MA)
□ 電力の小売り自由化の認知率(SA)
□ 電力の小売り自由化について以前から知っていた内容(MA)
□ 電力の小売り自由化のイメージ(SA)
□ 電力の小売り自由化の魅力有無(SA)
□ 電力購入会社切り替え検討意向の有無(SA)
□ 電力購入会社切り替え検討意向無しの理由(MA)
□ 電気料金の減額割合による電力購入会社切り替え意向(SA)
□ 電力購入会社選択の重視点(SA)
□ 電力購入会社選択時の料金メニュー内容の興味度(SA)
□ 電力購入会社選択時のセット販売やサービスの興味度(SA)
□ 今後利用したい電力の小売り自由化に関する情報取得経路(MA)

 
■調査概要
調査手法 インターネットリサーチ
調査地域 全国47都道府県
調査対象 18~69歳の男女、世帯主およびその配偶者(学生を除く)
調査期間 2016年2月17日(水)~2016年2月18日(木)
有効回答数 5,000サンプル(全国の性年代別人口構成比に基づいてスクリーニング回収し、回答者から無作為抽出)
調査実施会社 株式会社クロス・マーケティング
◆自主調査レポートの続きはこちらへ⇒ http://www.cross-m.co.jp/report/ed20160315/

2016年3月20日

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