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パナソニック、「ふだんプレミアム」のドラム式洗濯機「キューブル」を発売


「ふだんプレミアム」。
世界最大の家電ショーでパナソニックが垣間見せた、性能だけではなくよりよい空間を作り出す家電を、国内では「ふだんプレミアム」と呼ぶことにしたようです。

その第一弾の商品が、ななめドラム洗濯機の最新作、「Cuble(キューブル)」です。
DSCF7103 サニタリーは微妙な空間です。
清潔で、機能的で、しかも使うとすぐ汚れる。
なくてはならない空間ですが、然りとて人に見せびらかす空間ではないです。

が、トイレとサニタリー、そして浴室がキレイなのは気持ちがイイですね。

そういうサニタリー空間に、パナソニックが提案する形は四角四面のドラム型洗濯機でした。

 
■四角四面の清々しさ
日本の建具に障子があります。

障子が作り出す淡い、やわらかい光は、本当に日本人に合います。
最近は、窓に遮光カーテンがほとんどですが、昭和時代、窓に障子をはめていたのは、まことに乙なところがありました。

そして日本建築は、締まった感じがします。
障子は、見事な位、直線で形成されています。
人間という曲線で形成された生物の住処として、直線で形成された建具を使うのは非常に面白い。

この障子。
世界に誇れる日本の建具だと思います。

 
「ふだんプレミアム」のドラム洗濯機「キューブル」を見た時、私は障子を思い出しました。
シンプルで締まっており、爽やかです。
正面から見ると長方形の上に正方形をのせたデザイン。
かなりのバランスです。

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左)正面写真。開口部が大きく、ギリギリまで拡げてあることが分かる。
右)サイドまで丁寧にデザインされている。


ただ黄金比とまでは行きません。
洗濯機の場合、どうしても60×60cmの洗濯パンが基準になりますので、高さを人が使いやすいサイズにするとバランスは悪くなります。

 
■扉を開けてちょっとビックリ
扉を開けるとちょっとビックリです。
窓部が扉になっているのではなく、扉に窓部があるのです。
ほんのちょっとした差とも言えますが、高級感、上品さはいろいろなことの積み重ねですからね。
とても重要なことです。

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左)当たり前の様に見えるのがデザイン(設計)の妙。
右)斜めドラム。こちらは機能美。汚れに襲いかかるような力強さが感じられる。


 
扉を開けるとはっきり認識できるのが、開口部が広いということです。
これはタテ型、ドラム型を問わず、現在のトレンドで、押さえるところは、押さえてますというところでしょうね。

 
側面は、横縞があしらわれており、ほどよいアクセントになっています。

細部までかなり詰められたデザインです。

 
■汚れは、温水+泡洗浄
最近、上位機種を中心に「温水」で洗う機能が付加されてきたことは、非常に嬉しいことです。

洗剤の酵素は、基本、人間の体温と同じ位が最も活性化します。
つまり40℃。
この温度だと、良く落ちると言うことです。
酷い皮脂汚れ、黄ばみを落としたい時など、効果抜群です。

これに加え、約60℃の高温のお湯で除菌するモードもあります。

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理に叶った温度。寒い日の15℃前後のヒーティングは、医療用具などにも適用される温度。


 
もう1つ洗浄に効くのが「泡」です。
温水は、洗剤の酵素を活性化させますが、その洗剤が繊維の中に入って行かなければ、効果は出てきません。
それを手助けするのが「泡」です。

キューブルは、高濃度の洗剤液を「泡生成ボックス」へ入れ、高い水圧で泡を作り、素早く衣類に振りかける「ジェットバブルシステム」を採用しています。

そして、その後、「浸透ジェットシャワー」で全方位から一気にシャワーが噴射され、泡が繊維の奥まで浸透するシステムを取っています。

最後は、たたき洗い、もみ洗い、押し洗いの3つの洗い方、「スピンDancing」で汚れを落とすわけです。

 
昔からある「つけ洗い」は、時間を掛け繊維の中に洗剤を浸透させる方法ですが、今は「時短」が当たり前の時代ですからね。
この様に、機械の力を上手く使い、洗剤を効果的に繊維の中に浸透させるわけです。

 
■ドラム式洗濯機は、仕上げ乾燥で使われる
日本のドラム式洗濯機の場合、どちらかというと乾燥機能が付いているモノが多いです。
では、ドラム式洗濯機のユーザーは、洗濯〜乾燥まで機械任せかというと、そんなことはありません。
乾燥機を使うと、電気代もバカになりませんからね。

パナソニックの調査によると、乾燥機能の使い方は、以下の通りでした。
洗濯〜乾燥 約24%
乾燥のみ 約17%
仕上げ乾燥 約35%
干す前 約3%
洗濯のみ 約20%
また、量ですが、3.5kg以上が、約8割だそうです。

 
日本での仕上げ乾燥では、なるべくシワが寄らないことが好まれます。
海外は私が知る限りでは、がんがんアイロンを使います。
ところが、日本は、なるべく掛けたくない。
アイロンを掛けるのがいやで、旦那のワイシャツをいつもクリーニングに出していた女性を知っています。

こんな風ですから、仕上げ乾燥でシワが付こうモノなら大変です。

シワを発生させない乾燥というのは、低温&大風量で乾燥させることです。
コインランドリーなどに行くと、よく「シワがより易いモノは、低温乾燥してください」と書いてあり、乾燥温度が「低温、中温、高温」から選択できますが、それと同じです。

室温+約10℃に、約3m3/分の風を送風します。

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タオルもふっくら。ふっくらということはシワが出ていないことと同意語。


 
■第一印象
よく考え抜かれたシンプルデザイン。
シンプルなだけに、使いやすく、飽きが来なさそうな雰囲気。
そして清潔感も強いだけにサニタリーに対してもかなり楽そう。

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押しつけがましい主張もなく、媚びてもいない。そんなデザインが心地よい。


最近の洗濯機は、一部曲面だったり、斜めだったりして、ちょっとモノも上にのせられない主張しまくっているような雰囲気を醸し出しているデザインが多いですが、これは単なる箱。

家は家電のためにあるのではなく、人間のためにあるものなので、大型家電は「主張しない主張」がイイと思っていますが、キューブルはそれに成功していると思います。
(「ふだんプレミアム」としては、同時期に冷蔵庫、エアコンがでています。)

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同じデザインコンセプトのエアコンと冷蔵庫。
キューブル同様のレベルかは、読者の皆さんの判断で。


性能はテストしていないので、ノーコメントとします。
ただし、ほとんどの機能は実績があり、理は通っていることは付記します。

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商品のより詳しい情報は、パナソニックのホームページにてご確認ください。
http://panasonic.jp
 
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2015年9月21日

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