レポート

シャープ プラズマクラスター扇風機 リビングファン PJ-H3AK【太鼓判認定】


シャープ PJ-H3DGは、ネイチャーテクノロジーを用いた羽根がご自慢。実際、似た仕様の扇風機より、「微風モード」でも風は強く、しっかりしており、存在感があります。今回、実際使用して、細部も確認して見ました。

PJ-H3DG。丸と白色基調のデザインなのだが・・・。



■風
まず、現在の扇風機は「微風」が基本になるため、DC(直流)モーターが基本です。反対というか、対語はAC(交流)モーター。交流は、電線で遠くまで送ってもエネルギー減衰が低いのが特長ですが、モーターを廻すには、いささか精度不足。精密コントロールが必要な「微風」は、DCモーターが不可欠です。

「微風」ですが、一番の利点として、エアコンと共存できることがあげられます。エアコンで28℃に保った内で、0.5m/secの風が吹くと、4℃近くも体感温度が下がります。風速:0.5m/secは気象庁で言うところの風力1。煙が棚引く程度で、『至軽風』と呼ばれます。次の段階が、1.6〜3.3m/secの『軽風』。こちらは、「顔に風を感じる。木の葉が揺れる。」状態ですので、微風で、3〜4℃下げることは、楽にできると言うわけです。

PJ-H3DGの特長は羽根。アサギマダラ蝶の羽根のうねりとくびれにアゲハ蝶の尾状突起で、同じ構成も羽根より風量が多いです。このため微風時でも当たりがやや強く「そよそよ」というより「すがすが」しい感じです。

2種類の蝶のいいとこを組み合わせた羽根



リビングファンなので、風は2m離れたところから椅子に座ってと、1mで寝た状態で使ってみました。通常使用は、1、2の微風(エアコン使用、睡眠時時)、3、4の弱風(エアコン非使用)で十分足ります。動作音(モーター音)も十分制御されており、日常生活に支障が出ることはありません。

シャープですから、当然お得意のプラズマクラスターを搭載。「だるさ」と「室内のニオイ」に効果ありとしています。が、2週間ほど風を浴びましたが、こちらは実感に至っていません。空調は人間として割と感じにくいため、メーカーセールストーク通りの感触を得られない場合は多いものです。が、空気中に放出されるイオンの効果としては、理解できるためプラスに取りたいと思います。

 

■設置性
外寸:37×37×82〜111cmであり、リビング扇風機としては標準サイズ。また、ACアダプター(AC/DC変換器)は内部に組み込まれており、プラグも通常品であり、コンセント部で問題になることもない。

重さは、5.8kgだが、しっかりした大型ハンドルが付いており、困ることはなかった。

 

■使い勝手
使い勝手は、いろいろな要素がありますが、次の3つのチェックは不可欠です。

●ヘッド(羽根部)の可動域
左右への動き、角度は、どの機種もあるレベルに達しており、チェックすべきは、上下どの位ふれる設定ができるかです。PJ-H3DGは、左右の首振りは3段階で、50、70、90°です。並です。
上下は、手で動かすことになりますが、上側:50°、下側:21°。50°は、強風で運転すると少々喧しいのですがサーキュレーターとして使えます。下側:21°は、高さを一番縮めますと、50cm位の距離で床に風が届きます。要するに、畳み部屋で寝っ転がっても問題ないと言うわけです。


●タイマー
切、入共に1、2、4,6時間という、極々ありがちなスペック。ですが、問題にする人はいないと思います。

●その他機能
ヘッドの可動域で、サーキュレーターとしても使えることはお話ししましたが、後一つ大きな特長があります。温湿度センサーを備えており、熱中症に対応するということです。これは大いにプラスです。

●リモコン
ごくごく普通のリコモン。可もなく、不可もなし。ただし季節モノなので、なくしてしまう可能性はあります。


 

■デザイン
デザインは、個人個人の嗜好があるので、深く語ることは避けたいが、個人的にデザインが弱いと感じる。端的に言うと羽根の色が微風に対し「重い」。リビング家電は、オブジェとしてのインテリア性も求められるが、それに対しては足りていないと思う。

後、台座のコンソールデザインが、バラケ過ぎている。カオスも一つのデザインではあるが、リビングまでは他人も入ることを考えると、少々頂けない。

中央の丸スィッチに対し、円周に配置と
言うと聞こえはいいが、正直扱い難かった。
リモコンがあるから、「ま、いいか!」



 

■収納性
設計的には、冬場のサーキュレーションも合わせ、365日出しっぱなしという前提でだろうが、夏場しか使わない人も多いと思う。外箱外寸は、23×40×87cm。
日本の収納は、多くの場合、クローゼットと押し入れで2分。クローゼット、もしくは押し入れの上段収納は立てて、押し入れの下段収納は横にして入れることになる。ただし外箱は余り丈夫でないため、どうするのか決め、収納前提の場合、箱をガムテープなどで補強することをオススメする。

 

■コストパフォーマンス
2018年4月12日発売。店頭実売価:約3万円(税込)2018.05 現在。前後。機能とコストを照らし合わせると、納得できる範囲に収まっていると思います。

 

■総合
機能で足らないところがなく、風も良好。短所としてはデザインがやや重いところだが、これは人の好みによる。コストパフォーマンスもよく、「太鼓判」商品としてオススメしたい。


 

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2018年6月12日

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