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ダイキン、「空気で答えを出すプロジェクト」。2021年の製品化を目指し理化学研究所と研究!


ダイキン工業(株)は、「現在」の空気や空調に関する課題や困り事に対して答えていく「空気で答えを出すプロジェクト」を2017年よりおこなっています。これまでの成果として、夏の時期には屋内で起きる熱中症の問題、暑い夜により快適な環境で良質な睡眠をとるためのエアコン活用法、近年にない寒い冬を迎えた今冬は、室外機の雪対策などが発表されてきました。
一方で「空気で答えを出す」活動は「現在」だけでなく「未来」に向けた空気、空調の可能性を追求する活動。この活動の一環として国立研究開発法人理化学研究所(以下理研)との共同研究により、ライフサイエンスに基づいた「疲れにくい空気」の実現に取り組んでいるそうです。

 
そんな中、近年、注目を集めている「働き方改革」に対して、ダイキンは「疲れにくい空気」でひとつの答えを出すそうです。
ダイキンはオフィスで働く人にとって「快適で健康な空間」の実現に向けて、2016年10月に「理研-ダイキン工業健康空間プログラム」を設置、2017年6月に「理研CLST-ダイキン工業連携センター」を設立、2017年11月にはさまざまな温湿度環境に置かれた人に対して疲労度計測等を行う試験設備を整備し、研究を開始しています。

この研究では、温度は0.1℃単位、湿度は1%単位で精密に設定が可能な試験室で、温度・湿度・気流・空気のきれいさ、さらに香りや照明をコントロールし、そこで計測した心拍数・体温などから疲れやすさを算出することで、働く人が疲れにくい条件を調査・検証します。
まずは約200人(延べ1200回)を対象に基礎研究を行い、得られた知見をもとにした実証試験を経て、2021年の製品化を目指しているとのことです。

 
■「理研CLST-ダイキン工業連携センター」の概要
組織名 理研CLST-ダイキン工業連携センター
所在地 理化学研究所IIB 融合連携イノベーション推進棟(兵庫県神戸市中央区港島南町6丁目7-1)内
設置期間 2017年6月から2022年5月まで
※協議の上、変更の可能性あり
研究課題 人の健康状態を計測・解析し、個人に合わせた環境制御をすることで、「疲れにくい空間」を実現する
 
■参考資料

臨床試験を行う実験室。コンピュータ作業時における心拍数や温度などの生体データを計測する。


実験室に併設された被験者のモニタリングを行う制御室。


 

生体データを記録。


 
■テレビCM「空気で答えを出す会社」ふさわしい空気で満たす編
「『空気で答えを出す会社』ふさわしい空気で満たす編」を放映中。
https://www.youtube.com/channel/UCB6KPIruwgszMkPCVYhas4A
●ダイキンからのメッセージ
ダイキンは世界をふさわしい空気で満たしたい。この世界は、無数の空間でできています。そしてダイキンはそれぞれの空間にふさわしい空気があると考えています。ダイキンは空気の可能性、価値を信じて技術開発を進め、現在は温度、しつど、気流、清浄(空気の綺麗さ)をコントロールしてそれぞれの空間にふさわしい空気をつくりだし、その空間を満たしています。

本テレビCMは、空気・空調をとりまく現在の課題から未来に向けた可能性まで、ダイキンがこれからも取り組み続けていくのだという思いを込めて製作したものです。
是非、ご覧ください。

 
詳しい情報は、ダイキンのホームページにてご確認ください。
http://www.daikin.co.jp



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2018年2月14日

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