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パナソニック、さまざまな空気質を体感できる体験型実験住宅「IAQ Labo」をオープン


パナソニック エコシステムズ(株)(以下、 パナソニック)は、愛知県春日井市の春日井事業場敷地内に、体験型実験住宅:「IAQ健康に影響を及ぼす可能性のある環境因子を含めた建物内の空気の質。 IAQ(Indoor Air Quality) Labo」を、2017年6月1日にオープン。
これは、近年の住宅トレンドである高気密・高断熱化や、更なる省エネルギーの追求、また健康への配慮など、住宅の高性能化に呼応する新たな室内空気質(IAQ:Indoor Air Quality)を体験できる実験住宅です。
パナソニックは、住宅全体が省エネルギーで、かつ快適な空気質を提供する商品開発を進めるため、2011年11月に「IAQハウス」をオープン。
主に住宅の設計・施工を行う専門会社に、室内空気質(IAQ)の重要性を訴求してきました。
さらに、 近年では、ゼロエネルギーハウス「快適な室内環境」と「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅や、健康に配慮したウェルネス住宅住宅と設備の性能向上で、 健康に影響を与える可能性がある温度差などを抑え、 健康と省エネに配慮した住宅が注目を集め、住宅の高性能化が進展する中で、室内空気質(IAQ)への関心がより一層高まっています。

このたびオープンした「IAQ Labo」は、住宅を設計・施工するお客様に対して、空気調和4要素である「温度」「湿度」「清浄度」「気流」の違いによる空気質を体感いただくことがコンセプトです。
同時に、体感いただいたお客様の感じ方を収集し、パナソニックの今後の製品開発につなげるデータを蓄積していくそうです。

 
■「IAQ Labo」展示概要
●換気方式の違いによる空気質の差異を比較体感できる「比較体感コーナー」
部屋の間取りや容積、外気など同一条件において、換気方式の異なる空間を3室設置。換気方式の違いによる空気質の差異を「温度」「湿度」「清浄度」を中心に比較体感できる。

 
●生活シーンを想定した空間で心地よさを体感できる「実空間コーナー」 リビング・ダイニングキッチン(LDK)を想定した空間では、「気流」の差異で感じる違いを体感することができ、加えて換気の促進効果を体験できます。さらに、入眠を促進する寝室の空気質に関しても提案しています。

 
■「IAQ Labo」建築概要
【所在地】愛知県春日井市鷹来町字下仲田4017番 パナソニック エコシステムズ株式会社 構内
【延床面積】230.93平方メートル (2階建)
【設計施工】パナホーム株式会社

2017年6月9日

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