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中華料理が証明するIHクッキングヒーターの温度操作
菰田欣也料理長の家庭用中華料理 その2 酢豚


第1回目の「炒飯」では、IHクッキングヒーターの火力が強いことがお分かり頂けたことと思います。第2回目は、温度コントロール(操作)、酢豚です。
■火が一番苦手とすること
火は太古から、人間の料理に欠かせないモノとして使われてきました。
たき火から、オーブン、ガスコンロまでいろいろあります。
しかし、未だに苦手なこともあります。

それはこの燃焼という行為を完全にコントロールするということです。

不完全燃焼による一酸化中毒は置いておくとして、料理で言うと「温度コントロール」。
これがかなり未熟です。
「強火」「中火」「弱火」「トロ火」である程度コントロールは出来るというモノの、揚げモノの油の温度、「どの位正確?」と問われると、「だいだいね。」と答えるのが常ではないでしょうか?

また、少量上げるならともかく、大量に肉を揚げると油の温度は覿面に下がります。
肉は中々温まらない性質がありますので、怪我で患部が熱を持ったとき、冷やすのに使われてきたことがある位です。

20161101 クッキングヒーターの日_004 今回のお題は「酢豚」。しかも、一切れとは言え、取材記者の人数分を一気に揚げます。
さて、IHクッキングヒーターは、その任に、よく堪えますでしょうか?

では、映像で、どうぞ。

 
■酢豚の実際
映像は全部で約20分。このため前編と後編に分けました。





 
この黒酢、今回はバルサミコ酢を使っていますが、私は以前、あるお店で山西省の黒酢の酢豚を食べたことがあります。
今回も、通常の酢豚より美味しいのですが、その時の味は忘れられませんね。山西省より取り寄せた黒酢を用いたということでした。
バルサミコ酢は、普通のスーパーでも販売しているので、まずは、こちらのレシピでお試し下さい。

02 黒酢古老肉 レシピ

注)分かりやすさを優先して、このレポートでは「酢豚」表記で統一してあります。


■省エネ住宅に最適な、IHクッキングヒーター
今、新しく家を買ったり、リフォームすると一番にすることは、省エネ化です。
注文を言葉にすると、冬寒くないようにとか、夏暑くないようにとか、になりますが、断熱材を大量に用い、エアコン他で、余り電気代を掛けずに、温度管理が容易く出来るようにするわけです。

ところが、この住宅、健康にはそんなに好いわけではありません。
というのは、住宅の密閉度が高いからです。
意識的な換気が必要なのです。

例えば、テレビのクイズにも出ますが、「フィンランドの人は、寝室の窓を開けて寝る。これは正しいか?」という問いがあります。
答えは「正しい。」

実は、フィンランドは今でも暖炉が大好き。
ところが建築の密閉度は高い。
そのまま寝てしまうと、頭が痛くなるんだそうです。
そう、酸素不足なのですね。
このため、窓を開け、換気をしながら寝るんだそうです。

実は、今の日本の住宅。北欧並の密閉度です。
料理と言えども、実は火は余り燃やさない方が、健康に優しい。

そこで出てくるのがIHクッキングヒーター。
燃焼による熱ではなく、電磁誘導による熱ですからね。その部分しか熱くならない。
つまり、夏でも熱くない。
また、燃焼ではないので、換気も通常で済みます。

省エネ住宅は、空調に気を使う必要がありますが、それを最低限に抑えてくれる。
それが、IHクッキングヒーターなのです。

 
では、次はいよいよ三品目。
焼きそばです。

 
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2016年11月6日

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