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「五月病」防止のために・・・
お役に立ちます!24時間活動量計


「自律神経失調症」「躁鬱病」「引きこもり」など、神経症はいろいろあります。
中でもよく聞く「五月病」。軽度な鬱病ですが、本人は割ときついです。
でも、24時間の活動量計があれば、かなり上手く対応できると思います。
■五月病は、会社に入ると起こりやすい
五月病は、四月に大きく人事環境が変わるため、生真面目に対応するために神経をすり減らしてしまい、起こる鬱病のことです。

新しい所ですから、中学、高校、大学への入学、また就職の場合でも起こります。

中学、高校は狭視野の上、見方によっては全員がライバルなこともあり、元々ある程度の孤独を認識しています。
しかも、宿題、塾と毎日することが仰山。
詰まりに詰まったスケジュールです。

大学も同様ですが、キャンパスはかなり自由ですからね。
仲間も余裕がありますので、いろいろ受け止めてもらえます。
大学時代の友達が、一番の親友という人も多いのではないでしょうか?

 
ところが会社では、ちょっと違います。
会社に儲けさせ、その分け前を給料としてもらうわけですから。

会社は自由ではありません。
代わりに、裁量と責任があります。
当然、新人は、「即戦力」と言われながら、裁量権を持たせてもらえません。
しかも上司からのプレッシャーがあります。
その上、自分の仕事の立ち位置が分からないことも多い・・・。

昔なら、面倒見のいい先輩らが、さりげなくフォローしていたものですが、今や会社内はギスギスしている場合が多い。

こうやって、ストレスが溜まり、五月連休明けに症状が現れるわけです。

 
■新人に多く症状が現れる理由
新入社員がかかり易いと言われますが、それは経験が少ないためです。
要するにストレスに心のもって行き方、つまりストレスの緩和しかたの経験が少ないわけです。

しかもギスギスしたF職場では、
まぁ職場での心のメンテナンスは期待しない方がベターでしょう。

 
ところが、周りに親しい友達がいるかというと、そうでもありません。
大学と同じ地域もしくは出身地での就職なら、友達もいるのですが、就職のため別のエリアに行くと、友達もいない状態となります。

 
この状況を加味すると、新人が五月病になり易い理由も分かります。

 
■軽い神経症への対応には
軽い神経症への対応には、二つのことが必要です。

一つは、ストレス源と距離を取り、ストレスと付き合う心構えをすることです。
単純に言うと、自分に課した手綱を緩めがちにすることです。
「完璧」を求めない。
そして、そのことを自分で「納得」することが重要です。

かなり時間が掛かります。
いわゆる自分の心に「折り合い」を付けるわけですが、これが中々上手く行かない。
理由は、「折り合い」を付けるには、「気力」が要るからです。

 
■体力がスゴく重要
もう一つは、体力です。
気力を出すには、疲れていては対応できません。

というより、ストレスは体にかなりのダメージを与えます。
疲労も知らないうちに、かなり深く溜まっています。

気が張っている間は、疲労を感じません。
が、確実に体は疲れているのです。
気が抜けた時、つまりゴールデンウィークで、会社のストレスから離れた時、ガクッとくるわけです。
で、ストレス原因が明確でないため、会社に行く気がしない。
五月病一丁あがりというわけです。

 
サラリーマン人生を上手く送るには、体の維持は最重要に近いことです。
才能より、重要な場合が少なくありません。
一流の才能で時々の出社なら、多くの場合、才能は乏しくても毎日出社する方が望まれます。

実力主義を標榜しても、日本の会社は基本「事なかれ主義」ですからね。
社員の才能と心中することはしません。

 
話を元に戻しましょう。

この体力を元に戻すのが中々至難の業なのです。
つまり、ストレスで体の調子が狂っている。
しかし、そのストレスの要因が取り除けていないわけですから。

穴の空いたバケツに、水を注ぎ込んで溜めようとする感じに近いかも知れません。

 
■体調を元に戻すのには、運動と睡眠がキー
五月病は、「軽い」鬱病です。
これに対応する方法はいろいろありますが、私がやって一番効果があったのは、規則正しい運動と睡眠です。

実は、私が会社のストレスに気がついたのは、7月。
不整脈が出たからです。

ここで行ったのは、残業せず帰り、小一時間走る。
そして、12時前に寝ることでした。

顔色が良くないですからね。
いろいろ心配して周りも食事にも誘ってくれるのですが、まぁなるべく運動しましたね。
メモを付けて管理。
十分走れるようになった時は、ストレス原因も片付いており、幸運といえば幸運でしたね。

 
■管理は結構大変
実は、気力が沸かないときの管理はスゴく大変です。
メモと書きましたが、整理する気力すらないほどです。

 
■機械でできることは機械で!
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JAWBONE社の「UP24」(筆者私物)

2年前に、JAWBONEの「UP」と出会いましたが、「若い頃、これがあったらなぁ」と、つくづく思いましたね。
付けているだけで、データーを取りグラフ化してくれますからね。

また不安定な睡眠には、測定もさりながら、起きやすい浅い眠りの時に目覚ましをサポートする機能がありますからね。
これは大きな機能です。

私の頃はこんな機能はないので、起き抜けはひどいものでした。
頭が働かない時も何度かありました。
軽い偏頭痛も出てきます。

浅い眠りの時に起きると、この最悪の状態を最小限に留めることができます。

これだけでも福音です。
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近日発売予定の「UP3」
心拍計が付いており、自分の状態がより分かる。


 
■付けて損なことがない
こんな話を聞きました。
「今、米国で保険に入ろうとしたら、24時間の活動量計を持っていることが条件」だそうです。
肥満大国、米国ですからね。
無差別だと、ガンガン医療保険を支払う必要が出てきますからね。

 
今からの日本も、似たことになるかも知れません。
自分の大まかな活動記録(ライフログ)を、簡単にとれる24時間の活動量計。

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ライフログはスマホで確認することができる。
左)一日の運動量(歩行数)、右)一日の睡眠状態


何でもない間は、その効果を実感できないかも知れません。
が、完全ではないですが、生活記録ですからね。
慣れてくると、自分の状態をかなり正確に把握することができます。

新しい生活の門出に、お勧めしたいデバイスです。

 
商品のより詳しい情報は、JAWBONEのホームページにてご確認ください。
https://jawbone.com/
 
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